四街道市議会 2022-09-15
09月15日-08号
令和 4年 9月 定例会(第3回) 令和4年第3回
四街道市議会定例会 第18日 令和4年9月15日(木曜日)午後1時開議 議 事 日 程 (第8号) 日程第1
一般質問 ・大 越 登美子 ・保 坂 康 平 日程第2 休会の件 〇本日の会議に付した事件 1、開 議 1、議事日程の報告 1、
一般質問 大 越 登美子 保 坂 康 平 1、休会について 1、散 会午後1時開議 出席議員(19名) 1番 久 保 田 敬 次 郎 2番 本 田 良 3番 阿 部 百 合 子 4番 田 中 徳 彦 5番 坂 本 弘 毅 6番 成 田 芳 律 7番 栗 原 直 也 8番 大 越 登 美 子 9番 保 坂 康 平 10番 西 塚 義 尊 11番 関 根 登 志 夫 12番 戸 田 由 紀 子 13番 石 山 健 作 14番 広 瀬 義 積 16番 森 本 次 郎 17番 高 橋 絹 子 18番 岡 田 哲 明 19番 長 谷 川 清 和 20番 清 宮 一 義 欠席議員(1名) 15番 山 本 裕 嗣
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人 市 長 鈴 木 陽 介 副 市 長 石 田 涼 教 育 長 府 川 雅 司
危機管理監 澤 畠 博 経 営 企画 石 渡 省 己 総 務 部長 岩 井 勝 明 部 長 福 祉 和 田 浩 史
健康こども 山 﨑 裕 之 サ ー ビス 部 長 部 長 環 境 経済 麻 生 裕 文 都 市 部長 野 口 周 平 部 長 上 下 水道 森 田 学
会計管理者 齊 藤 宏 一 部 長 消 防 長 齊 藤 信 行 教 育 部長 石 川 智 彦 本会議に出席した
事務局職員 事 務 局長 森 田 智 裕
局次長補佐 金 親 敬 子 主 任 主事 金 坂 尚 輝
△開議の宣告 (午後1時)
○
成田芳律議長 ただいまの出席議員19名、定足数に達していますので、本日の会議は成立しました。 直ちに本日の会議を開きます。 ◇
△議事日程の報告
○
成田芳律議長 本日の日程については、お手元に配付の日程表のとおりです。 ◇
△
一般質問
○
成田芳律議長 日程第1、
一般質問を行います。 発言時間については、質問時間のみで30分以内としますので、ご了承願います。 では、順次通告者の発言を許します。 8番、
大越登美子さん。 〔
大越登美子議員登壇〕
◆
大越登美子議員 議席番号8番、
会派市民クローバーの
大越登美子です。本日も傍聴にお越しいただきましてありがとうございます。
一般質問に入らせていただきます。 1、
鈴木市長の政治姿勢について。 四街道市の未来を担う市長選挙が2月に行われ、早くも半年が過ぎました。晴れて市長となられた
鈴木市長におかれましては、
市政運営のかじ取りの中で幾つもの難題を見極められ、今日まで決断の連続だったものと推察いたします。これまでの
市政運営から、市政刷新を掲げる
鈴木市長にとっての政治姿勢について、以下を伺います。 1、今後の
組織改革についての方向性について。 2、
政策アドバイザーの設置の考え方について。 3、
経営改革会議の在り方と今後の見解について。 4、市の
重要課題は何か、またそれらにどのように取り組むか。 2、地域の課題解決に向けて。
鷹の台地区の地域の課題解決に向けて、これまでも提案、要望をさせていただきましたが、下記について再度伺います。 1、
鷹の台公園複合遊具設置に向けての進捗状況について。 2、
地域防犯力の向上について
。 ①、防犯ボックスについての今後の見通し。
②、青色パトロールとの連携について。 3、公共交通について
。 ①、鷹の台から
市公共施設(市役所、わろうべの里)へのアクセスをどのように考えるか。 4、公共用地の在り方について
。 ①、これまでの地域住民の要望についての市の見解。 3、
下水道事業と財源について。令和3年四街道市
下水道事業経営戦略が策定されました。将来にわたり、
処理区域内人口の予測は令和12年度までは微増し、その後は減少傾向と見込んでいます。
収支化計画の取組や今後の財源について、以下を伺います。 1、
経営比較分析を踏まえての今後の
事業計画とは何か。 2、
都市計画税の使途に関し、
下水道費の今後の見通しについて。 4、文化、歴史の誇れる
まちづくり。四街道市再配置計画では、四街道市の文化振興の拠点とも言える
文化センターの今後の方向性が示されています。管理運営には
指定管理者制度を導入し、自主事業に委ねられていることから、四街道市の文化芸術を担う部署の関わりも重要と考えます。 また、市内には中ホールがないことから、市外へ市民活動を余儀なくされている市民のお声も頂戴しております。そこで以下を伺います。 1、
文化センターの在り方と今後の方向性。 2、
文化センターの音楽、芸術分野における市民活動の場としての機能の考え方。 以上、壇上より質問させていただきます。ご答弁のほどよろしくお願いします。
○
成田芳律議長 大越登美子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、
鈴木陽介さん。 〔市長
鈴木陽介登壇〕
◎市長(
鈴木陽介) 皆様、こんにちは。傍聴にお越しの皆様も市政に関心をお寄せいただきまして、ありがとうございます。
会派市民クローバー、
大越登美子議員の
一般質問にお答えいたします。私からは、第1項目の1点目及び2点目のご質問に順次お答えいたします。 初めに、第1項目の1点目、今後の
組織改革についてでございますが、市役所がその責務を果たし続けるためには、組織力を最大限に発揮できる
体制づくりを進めることは非常に重要であると考えております。そのため、日々の
市政運営や就任後すぐに行いました全事業の総点検、また議員の皆様からのご提言、新たな
総合計画の策定に向けた市民の皆様との対話などから、本市の価値を高めるために何をすべきか、これを共有し、その推進に必要な組織の見直しについて検討してまいりたいと思っております。 続きまして、2点目、
政策アドバイザー設置の考え方についてでございますが、
市政運営に当たっては、私1人の能力や視点だけでは限界があることから、日々の業務を通じた職員自身の
政策立案能力の向上、
各種審議会等でいただく知見の活用、また市民、企業、団体など多様な主体との連携を一層充実させ、よりよい
政策づくりを進めてまいります。 また、当然のことながら、市議会の皆様から本市の未来を見据えた政策提言をいただいております。それも貴重な機会であると捉えております。そのため、
市政アドバイザーのような予算を伴うポジションについて設置する考えはございません。 私からは以上でございます。
○
成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 〔
経営企画部長 石渡省己登壇〕
◎
経営企画部長(石渡省己) 私からは、第1項目から第4項目のうち、
経営企画部所管分について順次お答えします。 初めに、第1項目の3点目、
経営改革会議の在り方と今後の見解についてですが、
経営改革会議を設置した経緯でございますが、平成26年度に決算が厳しい状況となったことにより、経常収支の改善を主な目的として平成27年度に設置し、収支改善につながる改善項目の検討を毎年実施してきました。現在は、令和2年度決算における
経常収支比率が93.1%と改善し、令和3年度においても一般財源である交付税等の増加により
経常収支比率が改善する見通しとなったため、令和3年度をもって
経営改革会議は休止いたしました。しかしながら、今後においても
社会保障関係経費の増加や
庁舎建設事業等の大型事業による公債費の増加など収支の悪化要因は潜在していることから、経営的な視点を重視し、
行財政改革などにより収支改善に取り組んでまいります。 続いて、4点目、市の
重要課題と取組についてですが、本市の
重要課題としては、
新型コロナウイルス感染症への対応をはじめ耐震性に課題のある庁舎の建て替えや
次期ごみ処理施設に関連する対応など、現在市が直面している課題のほかに、将来的に見込まれる人口減少や人口構成の不均衡への対応など、今後に向けた諸課題がございます。これら市を取り巻く諸課題への対応としましては、現
総合計画の推進を図るほか、現在策定作業を進めている新たな
総合計画において対応策等を位置づけ、
社会経済情勢の変化等に適切に対応した
まちづくりを推進してまいります。 次に、第2項目の3点目、公共交通についてですが、
鷹の台地区を運行する吉岡線においては、現在
みそら団地や四街道駅までの運行が行われております。このため、乗換え等が生じますが、
市公共施設へのアクセスは確保されていると考えております。 続いて、4点目、公共用地の在り方についてですが、
鷹の台地区の公共用地へは平成26年度から平成31年度までの5年間を計画期間とする四街道市
総合計画前期基本計画において、備蓄倉庫と保育所の整備計画の位置づけがありました。その後、平成29年8月に地元4自治会から他の
公共施設への整備要望が上がったため、
地元自治会と計画の見直しに向けた協議を重ねた結果、
後期基本計画への位置づけには至らなかったと認識しております。 次に、第3項目の2点目、
都市計画税の使途に関し、
下水道費の今後の見通しについてですが、
都市計画税は
都市計画事業や
土地区画整理事業に要する費用に充てるための目的税であり、
都市計画事業には
都市計画施設整備が含まれ、種類として交通系の道路や駐車場、
公共施設系の公園や緑地、生活系の水道や下水道などが該当します。本市においては、
下水道費、街路費、公園費、
区画整理費、対象事業に伴う公債費に対し、
都市計画税を充当しております。
下水道費の今後の見通しとしては、担当部署において持続可能で効率的な事業運営を行っていくと思われますが、雨水処理に係る経費など、一般会計が負担する部分については事業内容を確認し、
都市基盤整備の重要な財源である
都市計画税の実質的な負担を意識しながら、財政運営を行ってまいります。 次に、第4項目の1点目、
文化センターの在り方と今後の方向性についてですが、
文化センターは、市民の文化、教養の向上及び福祉の増進を図る目的で昭和55年に設置されました。四街道
市公共施設再配置計画においても、市内唯一の地域文化の振興拠点として、計画的な改修などにより長寿命化を図り、継続して活用する施設と位置づけられております。また、施設の所管を含めた
管理運営体制についても、市民の文化の発信拠点であることを踏まえ、見直しを図る方針となっております。 続いて、2点目、
文化センターの音楽、芸術活動の場としての機能についてですが、
文化センターはホール棟と会館棟に分かれており、このうちホール棟はステージ、練習室、音響設備、照明設備など、音楽や芸術活動の練習や発表ができる機能を備えています。一方、会館棟は様々な用途を配置して建設されており、現在音楽や芸術活動に十分な機能は備えていない状況です。会館棟については、四街道市
公共施設個別施設計画において令和7年度に改修工事を計画しており、その中で可能な限り必要な機能について見直しを図ってまいりたいと考えております。 私からは以上です。
○
成田芳律議長 都市部長、野口周平さん。 〔
都市部長 野口周平登壇〕
◎
都市部長(野口周平) 私からは第2項目の1点目、
鷹の台公園複合遊具設置の進捗状況についてお答えいたします。 7月に
吉岡小学校のご協力をいただき、児童を対象にした、イメージしやすいようイラストによる遊具のアンケートを行いました。その結果を基に、現在
年度内完了に向け
鷹の台公園複合遊具更新工事の発注準備を進めております。 私からは以上です。
○
成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 〔
総務部長 岩井勝明登壇〕
◎
総務部長(岩井勝明) 私からは、第2項目の2点目についてお答えいたします。 初めに、平成31年4月に開所いたしました
防犯ボックスですが、令和5年度末をもちまして千葉県の
運営事業補助金の補助期間が終了となります。今後の運用につきましては、地元区、自治会や
関係機関等のご意見を伺うとともに、
先行自治体の事例等を参考に決定してまいりたいと考えております。 次に、
青色パトロールとの連携についてですが、地域の防犯活動や市内の
犯罪発生状況等の情報共有の拠点である
防犯ボックスを核とし、地元区、自治会との合同で
巡回パトロールを定期的に実施し、
地域防犯力の維持向上に努めております。 私からは以上でございます。
○
成田芳律議長 上下水道部長、森田学さん。 〔
上下水道部長 森田 学登壇〕
◎
上下水道部長(森田学) 私からは第3項目、
下水道事業と財源についてのうち、1点目の今後の
事業計画につきましてお答えいたします。
下水道施設の更新需要が高まる一方で収益の大幅な増加が見込めないことから、効率的に事業を推進する必要がございます。事業の推進に当たっては国の交付金を有効活用し、
ストックマネジメント計画に基づく
カメラ調査結果を踏まえ、順次旭ケ丘、つくし座、みそらにおける下水道管の
改築工事等を実施する計画でございます。 私からは以上でございます。
○
成田芳律議長 再質問はありませんか。
大越登美子さん。
◆
大越登美子議員 ご答弁ありがとうございます。ご丁寧な回答をいただきまして、ありがとうございます。 では、再質問をさせていただきたいと思います。最初の
鈴木市長の政治姿勢ということで、壇上のほうからも見直しの検討ですとか、いろんなお話をいただいたのですけれども、
組織改革と人事異動はセットで行うものかというふうに思いますが、市民にも公表しながら行っている他市の事例があります。 例えば御殿場市を見ますと、市民に分かりやすい、利便性の高い組織を改革した事例が掲載されていました。スポーツは、産業と統合して
産業スポーツ部にしたり、またそうすることで期待されることは、野球場などの活用に民間企業の参入の発想ができたり、また施策を具現化し、特命事項により
各種プロジェクトに対して
未来プロジェクト課を設置したり、先導的に取り組む役割を担う組織の改革が他市の事例にありました。その名前だけ聞いて有名なのが、松戸市のすぐやる課でしょうけれども、そうした市民に分かりやすい、そして
市民サービスが充実するような工夫をしなければならないというふうに私は考えております。 平成19年度に
グループ制を導入し、平成29年度においては
グループ制から係制へ移行しました。
行財政改革により人員の削減や経験豊富な職員の定年退職による組織の若返りが進むことを考慮し、人材育成に力を入れることを主眼として進められたと思います。
次期総合計画策定時には、未来の四街道市の政策実現に向けた取組を展開できる、そういう体制を構築しなければならないというふうに思っております。係制になってから年数が浅いので、成果がということではないのですけれども、コロナ禍以降、これまでの組織機構、また
定員適正化計画による人件費の削減は工夫されておりますけれども、かなり厳しいものがあると思います。
鈴木市長が掲げる公約、市民の声や要望を集約して政策に反映するためには、組織力、
マンパワーが必要です。先ほどご答弁のほうから見直しを検討されるというお話がありましたが、今後の組織機構について、再度
鈴木市長にご見解を伺いたいと思います。
○
成田芳律議長 市長、
鈴木陽介さん。
◎市長(
鈴木陽介) お答え申し上げます。 壇上でお答えしたように、やっぱり何をやるかというところが一番大事だと思っていまして、そのためにはどういう組織体制が必要なのか、先進市でこういうのがあるから、では四街道でもすぐ取り入れようかというと、それはまたちょっと違うと思っていて、何をすべきかということを、先ほど壇上で申し上げたような、様々なご意見を伺いながら考えていきたい、自分自身ももちろんビジョンがございますけれども、考えていきたいと。その中で、必要であれば組織改編をしていきたいと思います。全事業の総点検をする中で、大越議員がおっしゃってくださったように、かなり課を統合したり、人を減らしたりというところで無理が生じている課もございます。そういった中で、日々の市民の安心安全を守るための日常的な業務もしっかり継続しながら、新しい取組、これからの時代に即した政策を推進するために、やはり組織の見直しというのは必要だと思っておりますので、しっかり考えてまいりたいと思っております。 以上です。
○
成田芳律議長 大越登美子さん。
◆
大越登美子議員 ありがとうございます。その言葉を待っていましたということなのですけれども、私自身も議員になってから、要は縦割りですから、もう縦割りというのがどういうものなのかというところで、担当課に行くと、やはり自分のところではないよとかいうことで、かなり大変な思いしたなというところがあるのですが、ただし市民の要望とか、私たちの要望というのがなかなか見えてこない、見える化がちょっとできていないというのが今まであったかなというのが私の印象なもので、鈴木市政としてのビジョンというのが、やっぱり具現化しない限りなかなか私たちもついていけないというところで、ご意見があったので、これは見直しを検討するということで、ありがとうございます。 続きまして、
政策アドバイザーに関してなのですけれども、これ議事録でちょっと見させていただいて、当時は、10年ぐらい前とか、私いませんでしたけれども、
市政アドバイザーですとか、そういった方々が、お金を支払ってそういった展開をしていたのだなという印象だけだったのですが、ただそういったコロナ禍以降ですとか、国の補助金をたくさんもらったりとかという中、扱い方ですとか、そういったのが、どなたかの専門知識の方がいらっしゃって、アドバイスをもらえば市政に大いに反映するのではないかという意味で、私は提案させていただいた次第です。森本議員もこの間、水道の事業のことでもご提案ありましたけれども、やっぱり…… 〔何事か言う人あり〕
◆
大越登美子議員 ただですか、はい。 ということで、アドバイザー的な方はいろんな方おられると思います。これは、私の要望とさせていただきたいと思います。 次に、
経営企画会議で、これちょっと事前に聞いたときに、石渡部長、実はその各部長に対して、依命通達は何か秋口だったと私は思っていたのですけれども、今回早まったことは、ちょっと何か考えあるのかどうか聞きたいのですけれども。すみません。
○
成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。
◎
経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。 例年、この
予算編成方針でございますけれども、9月議会が終わった後にその通達をしていた経緯がございます。今回は担当部署において事業の見直しや、また次
年度実施事業の検討などを行う十分な期間を設けるために、今年度から8月中の通達としたところでございます。 以上です。
○
成田芳律議長 大越登美子さん。
◆
大越登美子議員 内容は分かりました。これがどうかという話ではないのですけれども、やっぱり私たちはホームページでしかちょっと見れないもので、ぜひそういったところもお出しいただければ、共通な認識になるかと思いますので、よろしくお願いします。 壇上でもお話ありました
経常収支比率、本当に大変な時期を乗り越えての収支比率の改善が行われたということで、当時は
県内ワーストワンをたたき出して、もう本当に大変な状況だったと思いますが、これ本当に
人口ピークから下降する前に政策的に手を打たなければならないというふうに、先ほど壇上のほうからも、市の
重要課題の一つに、人口の減少で不均衡化するという、そういったちょっと難しい問題も抱えているのだなというのが分かります。 私からは、この市の
重要課題に関して、先ほど庁舎の問題ですとか
新型コロナ、次期ごみの話もありました。そうしたことで、何を次に求めていくかという、
次期総合計画が策定する前に私たち議員もきちんと、本来だったらそれに対しての
特別委員会を開いたりしなければならないのですけれども、その余力がなくて大変申し訳ないのですが、皆さんでそれに向かって一つになってやっていきたいなという、これはちょっと私の意見というか、感想述べさせていただきました。ぜひこうした鈴木市政の、もう刷新を掲げている
鈴木市長ですから、何が何でもこの
次期総合計画、これを市民の人たち、また私たちからの提言、先ほどご答弁もありましたけれども、合意が取れるような形をぜひ求めていきたいと思いますし、頑張っていただきたいなと思っております。よろしくお願いします。 続きまして、これが鷹の台の件になるのですけれども、壇上のほうでありがとうございます。実際に私も、この鷹の台の遊具の件は自分が当選したときですから、本当に数えれば28年ですので、長い要望を言ってきてよかったなというふうに改めて思うのですけれども、これ学校にアンケート取って、イラストまでつけていただいたということなのですが、何かご感想というか、何かこう特筆すべきところというのはありましたでしょうか。伺えたら……伺えない。難しい。では、いいです。 では、そういうことで、これは年内、年度内ということなので、自治会等の回覧等でまた周知をお願いしたいと思います。 続きまして、これは
防犯ボックスのことなのですけれども、これもう分かっていました、県の補助金。本当に分かっていました。やられる前に、もう5年なのだなということで、知事選が行われ、やはり森田知事の肝であったものだったので、これなくなるなというのが分かったのですけれども、これ終了した他市の状況等をお知らせ願えればと思います。
○
成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。
◎
総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。 四街道市よりも先行して
防犯ボックスを設置して、5年が経過して、その後どうなったかというところでございますけれども、そのまま、今までやっていたものと変わらなくやっていたところもございますし、一部事業を縮小した形、例えば開所する日数を少なくするだとか、時間を少し早めに終わるだとか、そういったところの変更をして運営しているというところでございまして、やめてしまったというところは今のところないと認識をしているところでございます。 以上です。
○
成田芳律議長 大越登美子さん。
◆
大越登美子議員 ありがとうございます。事前に市町村の状況を調べていただきまして、ありがとうございます。 私もこの
防犯ボックス、市長も当時県議としてご出席なさったと思うのですけれども、やっぱり地域を巻き込んだ、この
防犯ボックスの成り立ちだったのですが、そこはやはり交番の用地ということで、それに代わるものということで
防犯ボックスを設置させていただいたのですけれども、県の補助金が終了後どのようなことというか、今お話しなさったことになろうかと思うのですけれども、
防犯ボックスの必要性ですとか、今ご見解いただいた中で出てくるのですけれども、この有効性についての市の見解というのを伺えたらと思います。
○
成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。
◎
総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。
防犯ボックスを拠点としまして、市、また四街道警察署、また地域の住民の方々、これらが一体となって見守りやパトロール活動などの地域安全活動を行っているという、この実績がございます。市民に与える安心感や防犯意識の向上の一役をこの
防犯ボックスは担っていると、そのように考えております。 以上です。
○
成田芳律議長 大越登美子さん。
◆
大越登美子議員 ありがとうございます。私も地域に住んでおりますので、セーフティーアドバイザーさんとお顔を合わせること何度も、本当に帰ってくるときにアドバイザーさんが歩いていらっしゃるのです。それは私だけではなく、地域住民の方がみんなそれを感じていて、挨拶運動もできているなというふうに感じております。この
防犯ボックスのところに
青色パトロール車が今止まっていて、そこが地域の防犯の拠点というか、地域ではあそこがパトロールの拠点なのだという認識が、今できつつあります。 それで、
鷹の台地区の
青色パトロール隊なのですけれども、今現在2人1組で活動しており、高齢化が進み担い手の問題が、これ前もお話ししているのですけれども、担い手の問題があります。また、拠点となる安全安心ステーションまで、そこですね、消防署の前のところまで取りに行くのが、ちょっとままならないという状況です。青パトは、
防犯ボックスの敷地内に配置していることで抑止力にもなっており、そこに勤務されるセーフティーアドバイザーさんたちは、本当に子供たち、そして犬の散歩で寄られるような感じで、本当に大変喜ばしいことと感謝申し上げております。
青色パトロール車を活用して、地域の防犯を高めていただきたいという思いがあるのですけれども、市としては何かお考えがあれば伺いたいと思います。
○
成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。
◎
総務部長(岩井勝明) お答えいたします。 青色回転パトロール車を活用した地域の方々、これで地域の安全を守っている、また地域の方々に安心感を与えていただいているということで、私たちも非常に光栄なことに思っております。 今ありました、パトロール隊員の方等の高齢化とかの問題もありまして、そういった問題、このパトロール隊員の会議というものが年に2回程度でございますけれども、開催をされております。そういったお声をその会議のほうにかけまして、その会議の中で他の隊員の方のご意見も伺いながら、検討してまいりたいと考えております。 以上です。
○
成田芳律議長 大越登美子さん。
◆
大越登美子議員 ありがとうございます。それも事前にお話しいただいて、そういう使い方というか、市原市とかほかが、他市がやられているのだなというのを参考にしながら、今後
防犯ボックス、そして
青色パトロールの連携を進められていくのだなというふうに、すごく、とてもよいご答弁をいただきまして、ありがとうございます。 今後このセーフティーアドバイザーさんに関しての要望としては、本来だったら地域に出向いてお話を聞いたりという機会を、やっぱり設けてもらえればいいかなというふうに思っております。それは、やはり人件費にかなりの金額を、県のほうで補助金を出していただいたもので、それがそのままそっくりというのはなかなか難しいというのも、私も十分承知しております。その辺りを
鷹の台地区の自治会と一緒にお話をしていただければなと思っておりますので、よろしくお願いします。 次に参りたいと思います。公共交通なのですけれども、これ平成24年、四街道市公共交通の在り方を検討されました。市内における公共交通サービスの地域格差の改善に向け、公共交通サービスの向上の検討、しておられるかと思います。しかし、吉岡・鷹の台エリアは生活圏が千葉市に重きを置いていることもあって、千葉市へのアクセスは確保できているのですけれども、本庁でなければ手続ができないこと、また市の集団検診、また地域包括センターが入っているわろうべの里へ行くのにも、本当に大変不便でございます。現在の生活路線バスと、あとバスを使いながらという方や自家用車、もしくはモノレールで都賀駅まで出て乗換えをして四街道駅、そこから歩いていかねばなりません。高齢化が進み、車の自主返納や車を手放すご家庭も増えてきております。朝の時間に乗っても、夕方の便まで待たねば戻れません。先ほど乗換えの確保はできているというお話でしたけれども、そうしてやっぱり生活路線バスという名前からして、役割は果たせていないように思っております。 これは、皆様に何度もお話ししていることで、旭中の中学校のバスの、もう子供たちしかというか、もうほとんどその子供たちがこのバスに乗っているので、ほかの地域住民の方が本当に僅かだということも存じております。ただし、それはバスがないので乗らないだけであって、あれば乗る方もきっと出てくるというのが私は思っているところなのですが、ですのでこのバス事業者への補助金は本当に多額な金額ということで、赤字路線が続くバス便も、減便となれば悪循環というふうになります。地域格差は本当に、一向に改善されないのですね。市内でデマンド交通やグリスロの実証実験を行っているところでしょうけれども、吉岡・鷹の台、これは一体いつどのように、この平成24年からの在り方検討からどう変わるのかなというふうに私は思っております。また、これも地域住民の層が変わってきております、当時より。また10年後の、やっぱり今の現状を知っていただき、住民と話をしていただきたいなというふうに思っております。 それで、次に参ります。何が何でもバス便、増便してほしいというふうに私は申し上げているわけではないのです。今回、二、三年前から、旭中の子供たちに教育委員会のほうで借り上げのバスを運行してくださることになったのです。それは減便になったため、やはり夕方、夕刻に子供たちが部活動で乗れないということがあって、学校長からの要望でこのバスの借り上げ、300万近いと思いますけれども、そういったことでやっていただいております。だから、そこを切り離していただきたいという思いで公共用地の在り方についてお話しさせていただきたいのですけれども、整理してお話ししたいと思います。 1点目が、公共用地に住民要望は、四半世紀以上にわたり要望しています。時代によって要望の内容は多少変わっても、陸の孤島と言われる
鷹の台地区です。本来は行政財産で、業者から帰属した土地であったことは事実ですし、その後の事業者に普通財産として貸した。過去の経緯から、本来は貸出しはできないにもかかわらず、駐車場として貸し出している状況でした。 2点目に、先ほどお話ありました防災備蓄倉庫と保育所の、この計画が前期基本計画に入っておりました。これもやはり話合いをさせていただきたいと要望を出させていただいた、鷹の台自治会からの要望をさせていただいたところがこの2点目になるのですけれども、3点目に、これを何を望むかということで、私もさんざんこの場でお話をして、担当課、本当に今部長でおられる石渡部長やお隣にいらっしゃる岩井部長も、そういうときにはやはり来ていただいたりして、お話合いに臨んでくださいました。それで、機能を集約させるという意味でというか、自治会でアンケートを取りました。そのアンケートの結果が複合施設だったもので、それが担当する課がないと、その当時担当課、する場所がないからということで先送りになったことだと私は認識しています。先ほど
後期基本計画に位置づけを、こちらは要望しておりましたので、それは申し上げたいと思っております。 ここは、この3点、一応私整理したかったのですけれども、ただこれは大変お金もかかることですし、私もこの何年も財政計画、財政の見直しとかいろいろ見ている中、ではどこにこの施設ができるように持っていけるのかというふうにいろいろ考えて、やはりでも今再配置計画が行われ、ないものはやはり造らねばならないと、当時のFMの担当の方とお話ししたときにそのようなお話いただいて、あれと思ったのです。やっぱり民間手法が第一ですし、この公共用地ですけれども、そうしたやり方、民間との連携、この手法は私は問いません。公共サービスの提供やそのコスト削減、地域
活性化にも期待できることだと私は思います。研究してほしいとお願いしておりましたけれども、そういう
まちづくりを考える課がちょっとないので、これもお願いしたいなというふうに思っております。 それで、住民はここまで本当に粘り強く訴えてきております。歴代の市長は先送りしてきた案件なのです。対話と現場主義を貫く
鈴木市長ですから、ご信頼申し上げておりますが、ぜひ住民の声をお聞きいただきたいと思います。市長、住民は対話を望まれております。いかがでしょうか。
○
成田芳律議長 市長、
鈴木陽介さん。
◎市長(
鈴木陽介) お答えいたします。 鷹の台に限らず、しっかり地域の住民の皆様と話し合ってまいりたいと考えております。また、歴代の市長が鷹の台になかなか足が向かなかったというお話、今あったのですけれども、私はもうご要望あればしっかり伺って、お話を聞いて、もちろんできる、できない当然ありますが、しっかり伺うことというのは、これは市長の責務だと思っておりますので、やっていきたいと思っております。 また、ちょっとすみません、先ほど
都市部長が答えづらかったと思うので、ちょっと答弁されなかったのですけれども、やはり子供たちの声を今回聞いて、鷹の台の遊具についても考えさせていただいて、やっぱりそうやって声を聞いて政策を進めるというのは、行政にとってもいいなと思いました。やっぱりその遊具を使わない大人がうんうんうなって考えるよりも、やっぱり子供たちが、これが遊びやすいというものを選んでいただいてやっていくというのは、これ新しい政策推進の何かモデルのような感じがしたので、ちょっとこの場で私の感想を述べさせていただきます。 以上です。
○
成田芳律議長 大越登美子さん。
◆
大越登美子議員 ありがとうございます。そのようなご答弁を期待しておりまして、やっぱりないのです、公園。今までもそういったことはしていないので、これは本当に
鈴木市長の采配のおかげだと私は思っておりますけれども、今ご答弁ありましたように、市長、対話をどこの地区でもやってくださるというの、私も信じておりますし、鷹の台の皆様も待ち望んでおりますので、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、下水道なのですけれども、壇上の答弁で、
下水道施設の更新需要が高まる一方で、収益の大幅な増加が見込めないという説明がありました。私、審議会にお邪魔させていただいて、この間の議会でもお話ししたのですけれども、使用料の改定の審議会では改定率について、当初の事務局案では25%でしたけれども、審議の中で18%になったという経緯があります。このことは、今後老朽化した更新需要が高まると言われる中でさらなる値上げなど、影響がないのか心配です。 そこで、今後の施設の更新について、財源をどのように確保していくのか伺います。
○
成田芳律議長 上下水道部長、森田学さん。
◎
上下水道部長(森田学) お答えいたします。 老朽化した管渠の更新については起債及び交付金で財源を確保し、事業を進めてまいります。 以上でございます。
○
成田芳律議長 大越登美子さん。
◆
大越登美子議員 いや、それは当たり前なのですけれども、先ほど計画の中で、旭が丘とつくし座とみそらということで計画の事業があって、お金がどれぐらいかかるかというところなので、今私たちが示されている経営戦略の中身の部分になるかと思うのですけれども、ただしとても複雑で、私もちょっと見るのも精いっぱいな感じだったのですが、もっとこれ分かりやすいふうに工夫していただきたいなと思うのですが、今回やっぱり議案と出まして、本当に断腸の思いなのですけれども、市民の皆さんの家計の状況はとても厳しい状況です。市民生活にとって、とても重要なライフラインの一つである
下水道事業については健全な経営が求められ、今回の使用料改定についてはやむを得ない事由は本当に理解できます。だからといって、家計に直結する今回の値上げについて、短い期間で、市民への十分な説明がなかったことについては本当に反省していただきたいことです。日頃から市民の皆様に対して経営や事業の状況を伝える努力をしていく、今部長は、森田部長いらっしゃいますけれども、これをつくったのはその前のときになるかと思います。ただし、やっぱり皆さん方がこれに突き進んでいくときにちょうど市長が替わられたということで、
鈴木市長のこの決断、これをもってして言えば、もっと収益を見込まなければいけないと思うのです。 そこで、これ私、次の
都市計画税の話になるのですけれども、都市部との連携が不可欠だというふうに思っております。市街化区域の空き地の状況の歳入を見込めるように、さらには
都市計画税の固定費を生み出せるような努力、これをするべきだと思うのですけれども、どなたか答えていただけるのかしら。 〔何事か言う人あり〕
○
成田芳律議長 大越登美子さん。
◆
大越登美子議員 すみません、4分で時間がなくて、私がまとめます。 やはり空き家対策、これは都市部の所管になりますし、企業庁として下水道、水道は向こうに行ってしまいましたよね。そうすると、連携ってなかなかしにくいところがあるかと思うのですけれども、やっぱり空き家の対策をしながら、市街化区域に住んでいただくこの努力、魅力ある都市づくりをしなければ、そこに入り込めないのですね、人は。なので、そういった小さな努力はし続ける必要があると思いますので、これは要望させていただきたいと思います。 次に、文化、歴史の誇れる
まちづくりなのですけれども、
文化センター、これ本当に長寿命化で、昭和54年というふうにお話あったのですが、見直しを検討していくということ、お話ありました。これ市内の文化系の施設のうち、公民館があるのですけれども、これは社会教育法の下運営されており、音楽や芸術の発表には少し不向きな部分もあります。音楽の場合は、防音や舞台などの整備の必要なのですけれども、使いづらく、料金使用料払っても整備してほしいと言われる市民団体の活動している市民からのお声を頂戴しました。 また、再配置計画において、芸術分野では、市民ギャラリーは
文化センターへの機能統合の検討が必要と記載がありましたが、これは間違いないでしょうか。
○
成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。
◎
経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。
公共施設再配置計画の中で、その対応方針、そこで市民ギャラリーは市役所第二庁舎の移転に合わせ、
文化センターへの移転、統合について検討しますというふうに方針で位置づけております。 以上です。
○
成田芳律議長 大越登美子さん。
◆
大越登美子議員 分かりました。先ほど壇上のほうで、2つの機能に
文化センターがなるなというふうに思ったのですけれども、令和7年度に、必要があれば見直しを図るというご答弁もいただいて、やっぱり市民の方からこういうご要望がある。随分昔、私ちょっといませんでしたけれども、地域交流センターのこういった住民投票で決まったこともあって、皆さん方が、やはり造るということにためらいがあります。ただし、それからもう何年もたっていて、中小のホールを使いに千葉市へ、要は流出ですよ、人口の流出。音楽や芸術の人口が千葉市のほうに行ってしまっていると。できれば四街道市で、文化芸術の分野の中小ホールを造っていただきたいなというふうに、これは要望させていただきたいと思います。 四街道市の文化振興の拠点の
文化センターをよりよい方向へ導くために、利用者や市民団体に広くご意見を集めていただくことを要望させていただき、私の
一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○
成田芳律議長 以上で
大越登美子さんの質問を終結します。 暫時休憩します。 休憩 午後 1時52分 再開 午後 2時10分
○
成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
○
成田芳律議長 引き続き
一般質問を行います。 9番、保坂康平さん。 〔保坂康平議員登壇〕
◆保坂康平議員 議席番号9番、れいわ輝、保坂康平、通告に従いまして、壇上より
一般質問をさせていただきます。 質問事項1、住宅地としての市の魅力
。 ①、四街道市の住宅地としての魅力とは何か。 ②、その魅力を移住につなげるための取組。 質問事項2、市と自治会、PTAとの関係
。 ①、市と自治会との協力体制の現状と課題。 ②、市とPTAとの協力体制の現状と課題。 ③、自治会、PTAの法的な位置づけ。 質問事項3、成年後見制度
。 ①、成年後見制度の自治体としての運用の状況と課題。 質問事項4、第4次四街道市男女共同参画推進計画
。 ①、第4次四街道市男女共同推進計画策定の基本的な考え方。 質問事項5、情報セキュリティー
。 ①、情報漏えい防止のための取組。 ②、情報漏えいが発覚した場合の対処方法。 質問事項6、こどもルーム
。 ①、こどもルーム利用者、申込者が急増した場合の対応。 質問事項7、不適切な事務執行
。 ①、不適切な事務執行が発覚した際の報告体制。 ②、不適切な事務執行が発覚した場合の対処方法。 質問事項8、議会への報告事項
。 ①、議会への報告事項の判断基準。 質問事項9、下水道運営
。 ①、これまでの下水道運営合理化の取組と成果。 ②、今後の下水道運営合理化の方針と目標。 以上、壇上から質問させていただきます。ご答弁のほどよろしくお願い申し上げます。
○
成田芳律議長 保坂康平さんの質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、
鈴木陽介さん。 〔市長
鈴木陽介登壇〕
◎市長(
鈴木陽介) 会派れいわ輝、保坂康平議員の
一般質問にお答えいたします。 私からは、第3項目の1点目及び第4項目のご質問に順次お答えいたします。 初めに、第3項目の1点目、成年後見制度の自治体としての運用の状況と課題についてでございますが、市では、親族による審判請求が困難な場合、市長による申立てを行っており、実績としては昨年度4件、今年度は8月末現在、手続中も含めて5件となっております。また、後見人に対する報償費の支払いが困難な場合に費用を助成しており、その実績は昨年度8件、今年度は8月末現在で4件となっております。 課題につきましては、制度が知られていないことや手続が煩雑であることから、利用をちゅうちょされる方が多いことが挙げられます。そのため、ホームページや窓口で制度の周知に努めているところであり、関係機関と連携しながら、申請の相談や支援を行っております。 続きまして、第4項目、第4次四街道市男女共同参画推進計画についてでございますが、本市では、これまで男女共同参画の実現に向け様々な取組を計画的に推進し、着実な進展を図ってまいりました。このような中、市民の皆様一人一人が性別にかかわらず個人として尊重され、個性を発揮できる社会の実現はますます重要となっていることから、さらなる男女共同参画の推進を図るため、本年2月に第4次四街道市男女共同参画推進計画を策定したところでございます。 私からは以上でございます。
○
成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。 〔教育長 府川雅司登壇〕
◎教育長(府川雅司) 私からは第2項目、2点目と3点目についてお答えいたします。 初めに、2点目、市とPTAの協力体制についてですが、現状につきましては、市として家庭教育を促進するため、社会教育課に四街道市PTA連絡協議会の事務局を置き、運営を支援しております。市PTA連絡協議会からは、子供たちのよりよい育ちや体験の機会を確保するために、市の事業である青少年健全育成推進大会への参加、ふるさとまつりやガス灯ロードレース大会における警備にご協力いただいており、このほか子ども110番の家、不審者対応訓練の運営などに携わっていただいております。 また、市は社会教育事業補助金を交付し、活動に対する財政的な支援を行っております。課題につきましては、市PTA連絡協議会から事務局へ運営に対する要望等はなく、円滑な協力体制が維持されていると捉えています。 次に、3点目、PTAの法的な位置づけについてですが、PTAの設置を規定する法律はございません。 なお、PTAという用語の定義については、PTA活動の災害等の共済制度について定めたPTA・青少年教育団体共済法において条文がございます。条文には、この法律において、PTAとは学校に在籍する幼児、児童生徒、もしくは学生の保護者及び当該学校の教職員で構成される団体、またはその連合体をいうと規定されております。 私からは以上でございます。
○
成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 〔
経営企画部長 石渡省己登壇〕
◎
経営企画部長(石渡省己) 私からは、第1項目及び第5項目についてお答えします。 初めに、第1項目の1点目、四街道市の住宅地としての魅力についてですが、本市は都心から40キロ圏内に位置し、県と千葉市に隣接する地理的優位性の下、緑と都市が調和した住宅都市として発展してきたところです。住宅地としての魅力としましては、隣接する県と千葉市はもちろん、都心や成田国際空港への良好なアクセス性のほか、緑豊かな自然と都市的利便性を併せ持つ良好な住環境であると考えております。 続いて、2点目、その魅力を移住につなげるための取組についてですが、
総合計画において「人 みどり 子育て 選ばれる安心快適都市 四街道」を将来都市像に掲げ、市外の人にとって住んでみたいまちであり、市民にとってずっと住んでいたいまちである選ばれるまちを目指し、その推進を図っているところです。このため、市の魅力を磨き上げながら、
総合計画に位置づけた各種事業を総合的に推進することで本市への人の流れをつくり、人口増加基調を維持してまいります。 次に、第5項目の1点目、情報漏えい防止のための取組についてですが、本市では、平成28年に国が示した自治体情報システム強靱性向上モデルに基づき、翌29年から個人番号利用事務系、内部事務系、インターネット系をネットワーク上で分離することや自治体情報セキュリティクラウドを活用したインターネット回線の監視等を行っております。 また、職員に対しては四街道市情報セキュリティポリシーを遵守するほか、eラーニング受講によるセキュリティー意識の向上を図るなど、人的要因による情報漏えい防止にも努めているところです。 続いて、2点目、情報漏えいが発覚した場合の対処方法についてですが、情報漏えい等の情報セキュリティーインシデントが発生した場合は、県及び国への報告を行うとともに、情報セキュリティーインシデントの統一的な窓口の機能を有する組織により対応策を検討するなど、四街道市情報セキュリティポリシーに基づき適切な対応を図ることとなっております。 私からは以上です。
○
成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 〔
総務部長 岩井勝明登壇〕
◎
総務部長(岩井勝明) 私からは、第2項目の1点目及び3点目、第7項目及び第8項目について順次お答えいたします。 初めに、第2項目の1点目、市と区、自治会との協力体制については、市が提供する行政サービスは多岐にわたり、区、自治会をはじめとした様々な担い手と協働で地域づくりが成り立っており、現在区、自治会とは円滑な協力体制が築けているものと認識しております。 なお、高齢化やライフスタイルの変化に伴う現役世代の自治会離れなどにより加入率が低下し、担い手不足が生じておりますことが課題であると捉えております。 続きまして、3点目、自治会の法的な位置づけにつきましてお答えいたします。区、自治会は、一定の区域の住民が自らの意思で結成し、自主的に運営される任意の団体であり、法的な位置づけはございません。 次に、第7項目、不適切な事務執行についてお答えいたします。初めに、1点目、不適切な事務執行に対する報告体制でございますが、本市では、令和3年度より内部統制制度を導入しております。各課等において、不適切な事務執行が発覚した際は、内部統制の全庁的な連絡調整を行う組織である内部統制推進部局へ報告いたします。内部統制推進部局である人事課は、受けた報告等を取りまとめ、市長をトップとする内部統制体制の整備、運用全般を審議する組織である内部統制推進本部へ報告いたします。 次に、2点目、不適切な事務執行に対する対処でございますが、各課等ではリスク管理シートにより、想定されるリスクに対し対応策を講じております。不適切な事務執行が発覚した場合には、各課等では内部統制推進部局へ報告するとともに、今後同じようなリスクが生じないよう原因や問題点、既存の対応策等を検証した上で、リスク管理シートにより再発防止策を設定し、実施しております。 次に、第8項目、議会への報告事項の判断基準についてお答えいたします。全員協議会等において、任意で議会へ報告している事項につきましては、提出議案に関連する事項や市全体に影響があるもの、その他重要事項と考えられるものなどについて、各所管部署において報告の必要性を検討し、最終的に市長までの協議を経た上で判断しております。 私からは以上でございます。
○
成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 〔
健康こども部長 山﨑裕之登壇〕
◎
健康こども部長(山﨑裕之) 私からは第6項目、こどもルームについてお答えいたします。 利用児童が一時的に増加した場合は、児童数に応じた支援員等の加配や、必要に応じ下駄箱などの備品を整備するなどしてこどもルームの運営に支障のないよう対応しております。利用児童が恒常的に定員を上回ることが見込まれる場合は、
市公共施設再配置計画に基づき学校等の既存の施設の活用を基本とし、新設や民間施設の活用も視野に入れ、対応してまいります。 私からは以上です。
○
成田芳律議長 上下水道部長、森田学さん。 〔
上下水道部長 森田 学登壇〕
◎
上下水道部長(森田学) 私からは第9項目、下水道運営について順次お答えいたします。 初めに、1点目、これまでの下水道運営合理化の取組と成果についてですが、企業債の補償金免除繰上償還を実施することで、約4,500万円の利子が削減されました。また、平成29年4月より
下水道事業と水道事業が組織を統合し、財務などの事務を一括で実施することで合理化に努めております。 次に、2点目、今後の下水道運営合理化の方針と目標についてですが、将来にわたって健全な
下水道事業を維持していくため、外部委託を活用するなど運営の合理化を図るとともに、お客様サービスの向上に努めてまいります。 また、主な費用である流域下水道維持管理負担金の増加原因となる不明水対策に取り組み、費用の削減に努めるとともに、99%を超える下水道使用料の収納率を維持してまいります。 私からは以上でございます。
○
成田芳律議長 再質問はありませんか。 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 ご回答ありがとうございました。再質問に入らせていただきます。 まず、1番目、住宅地としての市の魅力についてなのですけれども、今回住宅地の確保という視点、施策という観点から、ちょっと都市部の見解をいただきたかったのですが、ちょっとご回答することがないということでしたので、またこれは改めたいと思いますが、施政方針の中に、四街道市都市計画マスタープランについて、今回
鈴木市長、述べられておりましたが、こうした市の魅力を移住につなげるための住宅地の確保ということは、このプランの中で考慮される予定はあるのでしょうか。
○
成田芳律議長 暫時休憩します。 休憩 午後 2時30分 再開 午後 2時31分
○
成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 都市計画マスタープランについても、その点についてのお考えを拝見できるというふうに考えております。また、私が提案させていただきました、空き家対策として固定資産減免制度を提案させていただきましたけれども、市街化区域の有効活用、住宅地の確保という観点からも、この制度非常に重要だと思っております。この見解は、また改めて都市部にお伺いいたします。 2番目、市と自治会、PTAとの関係についてですけれども、この行政の役割を自治会、PTAが担っていることというのはないのでしょうか。
○
成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。
◎
総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。 自治会の観点でお答えはさせていただきますが、市が提供する行政サービスは多岐にわたっておりまして、区、自治会は地域づくりを協働して行うパートナーであるというふうに考えているところでございます。行政と区、自治会はそれぞれが担うことができる役割を分担しているものと認識をしておるところでございます。 以上です。
○
成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。
◎教育長(府川雅司) お答えを申し上げます。 行政の役割をPTAが担っていることはないかというご質問でございますけれども、先ほど私が壇上でもお話しさせていただきましたが、市の事業等にご協力をいただいている状況はございます。そのことによりまして、児童生徒の健全な発達の一助になっていると、そういうふうに強く認識をしているところでございます。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 ありがとうございます。学校とPTAとの協力関係の現状はどのようなものなのでしょうか。
○
成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。
◎教育長(府川雅司) お答えを申し上げます。 各学校やPTAごとに活動内容は多少異なりますが、子供たちが生き生きと学べる環境づくりに向けて、学校行事やPTA活動において、学校と保護者が互いに協力をし合いながら教育活動の充実を図っておるところでございます。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 ありがとうございます。自治会やPTAの加入、会員への活動の強制というかが発覚した場合の対応を防ぐ必要性をどのように考えられていますでしょうか。
○
成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。
◎
総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。 区、自治会は任意の団体でございまして、市は加入や活動について指導する立場にはなく、それぞれの区、自治会の、例えば運営方針、規約等々で行っているものと捉えております。 以上です。
○
成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。
◎教育長(府川雅司) お答えを申し上げます。 市といたしましては、PTAは任意団体として認識をしております。小中学校のPTAの活動について指導をする立場にはありませんが、市のPTA連絡協議会の会議において、強制的な活動とならないように各PTA会長さんにお伝えをしているところでございます。 私からは以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 ありがとうございます。 少し前に、ある学校でプールの清掃費をPTAに払わせようというようなことがあって、一部保護者、PTA会員の反発を招いたということがあるというふうに聞いておりますが、これ本当でしょうか。
○
成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。
◎教育長(府川雅司) お答え申し上げます。 認識はしてございません。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 私も聞いただけの話なので、ちょっと真偽のほどは分からないのですけれども、プール掃除は、本来でしたらPTAや生徒がボランティアとして行うこともありますが、本来でしたら市が予算をつけ、学校が執行するべきものと認識していますが、それで間違いないでしょうか。
○
成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。
◎教育長(府川雅司) お答え申し上げます。 先ほども申し上げさせていただきましたが、PTAの方に学校行事等々、教育課程の中の教育活動にご協力をいただいている現状はございます。プールの掃除も、学校の自校プールでございますけれども、その学習指導要領で定められた水泳指導の一環でやっておりますので、どうしても子供たち、教職員たちだけの手では難しい状況がある場合には、PTAさんと相談させていただきながら、プールが利用できるように、事前の清掃活動に取り組んでいる学校があるということは認識をしております。 私からは以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 そういったちょっとボランティアも見つからない、生徒もちょっと数が少ないとかで無理だ、難しいというときには、それは当然学校側が市から与えられた予算で遂行するものですよね。
○
成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。
◎教育長(府川雅司) お答え申し上げます。 学校運営は限られた予算の中で執行している現状がございます。議員仰せのことも今考えさせていただきながら、研究をしながら、プール活動が子供たちが楽しくしている活動でございますので、子供たちの健全な発達の一助は、やはり関わる大人がみんなそれぞれ支えていくということが、私は四街道市の子供たちが非常に豊かになっていくのではないかな、そういうふうに意識しているところでございます。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 そういう意味では、ちょっと協力体制というふうに、聞こえはいいのですけれども、やはり長年の慣例によって、ちょっと持ちつ持たれつの関係があり、運営側もその参加者も、ちょっとやっぱり任意で、本来ボランティアでやっているべき活動が、半ばやらなければいけないのかなとは、そういう意識がどうしても芽生えてしまって、強制的、半強制的にやらないとなというような、そういう負担を感じられている方の声をお伺いすることがあります。そうした形で、運営への不満の声、私なんかが受けたりしたのですけれども、そういう不安の声を受けた場合は、本来任意の団体であるよと、先ほど強制的な加入はさせないようにしているというふうにお話ありましたけれども、その点の誤解を解くように対応してほしいというふうに考えますが、いかがでしょうか。
○
成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。
◎教育長(府川雅司) お答えを申し上げます。 強制的に加入の件ですけれども、そういうことにはならないように会長さん方に、年間の会長会等が何回かございますので、その折にそういう説明を教育委員会ではさせていただいております。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 加入だけではなくて、活動に関しても同じです。先ほどプールの掃除費の話をさせていただきましたけれども、仮にこういうことがあったとしても、それはあくまで任意の集いであって、強制的ではないのだよということをしっかりと、もしそうした相談、不満の声を教育委員会が受けた場合はそのように対応していただきたいなというふうに思っているのですが、いかがお考えでしょうか。
○
成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。
◎教育長(府川雅司) お答えを申し上げます。 各学校の単位PTAの活動につきましては、教育委員会が指導というか内容を助言したり、そういう立場ではございません、任意団体でございますので。でも、議員仰せのとおり、もしそういうふうにご意見が教育委員会に届いたり、あるいは中で届いた場合には、先ほども申し上げさせていただいておりますが、会議の折にその学校に伝えさせていただくか、あるいは全体の共通理解にしていくとか、そんな取組をしているところでございます。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 ありがとうございます。こうしたちょっとギャップが生まれてしまうのが、PTAの任期が単年で、どうしても長期的な改善を行いにくく、活動もやっぱり前例踏襲となりがちなため、時代の変化とPTAの在り方にギャップが生まれることが多いのではないかというふうに、私は感じております。そうしたギャップに戸惑いを感じながらも、やはり協力しないとまずいからということで、PTAに協力している保護者も多いように思われます。こうした声というのは認識されていますでしょうか。
○
成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。
◎教育長(府川雅司) お答えを申し上げます。 教育委員会に何件かはそのような問合せといいますか、ご相談があることはございます。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 先ほど申し上げましたとおり、任意の団体の運営に行政が口を挟むことはできないのですけれども、例えば兵庫県川西市では、市教育委員会がPTAの運営方法に関する課題を受けて、見直しに協力するという形で検討会が設置されて、任意加入の周知や個人情報の取扱いなど、PTA内部では触れにくい問題についても議論されました。こうした活動を支援するというような、そういう働きかけは十分可能だと思いますので、参考にしてください。 続いて、自治会についてなのですけれども、自治会も同じように、時代に合った組織に変えていこうというときに、一番ネックになるのは役員の変化。役員が変化、ちょっと変えていくことによって、やっぱり批判を浴びたりとかいうようなリスクを負うことがどうしても戸惑われてしまって、やはり前例踏襲のを繰り返してしまうというようなことがあると思います。こうした問題を前進させるためには、先ほどのPTAのところでちょっと提案させていただきましたとおり、そうしたPTA同様に市が積極的に介入すべきではないのですけれども、自治会内で前進することが難しい問題は、要請に応じて自治会の在り方を見直しに協力する形で検討会を開催することなど、一歩踏み込んだ後押しも期待したいというふうに思っております。 やはり先ほど壇上で答弁されましたとおり、若者の自治会離れというのがありますけれども、自治会がちょっと時代の流れに、やっぱり変化することができていない。また、その変化をどうしても怖がられてしまう、変化をすることがためらわれてしまうというか、抵抗が非常に多い組織であるというふうに、私もいろいろ自治会の相談事受けていて感じるのですけれども、その点いかがお考えでしょうか。
○
成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。
◎
総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。 保坂議員仰せのとおり、この自治会離れの問題につきましては、総務省のほうの調査でも同様のことが言われているところでございます。なかなか今までのやり方を変えるというのも、自治会では難しいのでしょうけれども、世代が変わってきて、新しい、若い世代を取り込んでいくためには、保坂議員が仰せのとおり、自治会の旧態依然としたやり方、そういうところがあるのであれば、変えていくのも一つの手ではないかなと考えております。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 なかなかこうした問題、相談を受けるたびに、私も非常にいろいろ頭を悩ましながらも、では何ができるのかというと、結構難しい問題がありますので、すぐにはというところではありますけれども、自治会もPTAもこうした問題をやっぱりちょっと認識していただきたいなということを改めて提起させていただきます。 そして、質問項目3番目、成年後見制度についてなのですけれども、申請者や家族から不本意な療養看護、財産処分をされたというトラブルがあるケース、これは認識されていますでしょうか。
○
成田芳律議長 福祉サービス部長、和田浩史さん。
◎福祉サービス部長(和田浩史) お答えいたします。 ご家族の意向と後見人との考えや立場の相違がありまして、コミュニケーションがうまくいっていないという事例もあることは認識しておりますが、本市においては、財産の横領や不本意な財産処分等のケースは承知しておりません。 以上でございます。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 申請者や家族に制度の紹介を、先ほども周知に努めているという答弁が市長からございましたが、紹介する際には、デメリットやそういうトラブルがあったということを承知の上で周知されていますでしょうか。
○
成田芳律議長 福祉サービス部長、和田浩史さん。
◎福祉サービス部長(和田浩史) お答えいたします。 申立て費用及び報酬費の費用負担があること、並びに成年被後見人となった場合の財産管理や契約等の行為については、後見人の同意が必要であることなどを事前に説明しております。 以上でございます。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 今回、私この問題取り上げたのは、この後見人制度、やっぱり本人の意思を後見者、主に司法書士さんや弁護士さんになるのですけれども、代弁することが許され、非常に多くの財産を管理する権限を後見人に委ねてしまう。一旦委ねてしまうと、解除することは裁判所の許可が必要なので、非常に難しいということで、不本意な療養看護、財産処分をされたという話を伺いました。家族なのに、申請者に会うことが許されない、家が申請者名義となっているので、後見人の一存で同居人の自分も家を追い出されてしまったなど、深刻なケースを多く聞いてまいりました。こうしたことで、こうしたケースがあるということを、今のご答弁だと認識はされていないということだったと思いますけれども、ちょっとこれ調べていただけますか、こうしたケースがあるということ。今結構いろんなところで、インターネットやSNSなんかでも非常に数多く出ていますし、こうした声を受けて、成年後見制度を少し変えていこうという動きが、今国のほうでもあります。ちょっと研究していただけないでしょうか。
○
成田芳律議長 福祉サービス部長、和田浩史さん。
◎福祉サービス部長(和田浩史) お答えいたします。 議員ご紹介いただきました様々なケースがあるということは、全国的にはそういったケースもあるということは認識しております。ご答弁いたしましたのは、当市においてはそういうケースは今のところないというところでございます。今後も全国の事例等参考にしながら、考えてまいりたいと思います。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 当市においてもあります。私は、当市の市民から直接お声をいただきました。よろしくお願いします。 特にトラブルのあった方のお話を聞くと、やはり行政が周知しているから、勧めるから、これ安心な制度なのだなというふうに受け止め活用し、実際にはトラブルに遭われたという方も非常に多くいらっしゃいます。やはりこうした結果になるというような、先ほども一応デメリットについてお伝えはしていますよというふうにご回答いただきましたけれども、もっと一歩進んで、非常に、こういうちょっと深刻な事態も場合によってはあり得るので、よくよく考えてというようなことまで踏み込んで周知すべきと考えますが、いかがでしょうか。
○
成田芳律議長 福祉サービス部長、和田浩史さん。
◎福祉サービス部長(和田浩史) お答えいたします。 こちらの制度、正しく使用していただければ非常にメリットのある制度でございますので、行政としては推進している立場でございます。また、そういった問題になっているケースというのもあることは認識しておりますので、その辺含めて、ケース・バイ・ケースにはなりますが、丁寧にご説明してまいりたいと考えております。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 認識していただいているようで、大変ありがたいのですけれども、ただ国が提示しているポスターを見ると、とても何かそういう、本当にいい制度で、いいことしかありませんみたいなことしか書いていないので、これはいかがなものなのかなというふうに感じるところはあるのですけれども、あれではちょっと誤解を生んでしまうなというふうに思うところもあるのですが、その点はちょっと本当に、そういう意識で窓口では対応していただきたいと思います。 あと、この成年後見人制度に関しては、国から第二期成年後見利用促進計画というのがあって、制度の周知、市町村計画、相談体制、地域連携ネットワークの整備など市町村の取組についての目標も設定されておりますが、これを受けて四街道市では、先ほど周知に取り組んでいるというふうに聞きましたが、この計画を受けて取り組んでいることをもうちょっと詳しく教えてください。
○
成田芳律議長 福祉サービス部長、和田浩史さん。
◎福祉サービス部長(和田浩史) お答えいたします。 当市では、まだその計画というのは作成してございませんけれども、包括支援センター等でも周知をしておりまして、これから10月になりますが、成年後見制度の講演会というのを開催する予定でございますので、こちらについても周知してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 分かりました。その場でも、やはりいいことばかりではないということをよくよく強調していただきたいと思います。 周知するというのは、制度をよく知ってもらうことが目的であって、制度の利用者が増えることが目的ではないというふうに私は理解しているのですけれども、この点いかがお考えでしょうか。
○
成田芳律議長 福祉サービス部長、和田浩史さん。
◎福祉サービス部長(和田浩史) お答えいたします。 議員仰せのとおり、利用者が増えればいいというものでないというふうには考えております。ただ、こちら必要な方にとって必要なサービスを、制度を利用していただくということで、知らないで使えないということがないように、制度の説明を丁寧にしてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 分かりました、ありがとうございます。 続いて、4番目、第4次四街道市男女共同参画推進計画についてなのですけれども、この中に、DV防止計画の中に、女性に対する暴力を深刻な社会問題として認識しているとのことですが、男性に対する暴力はどのように認識されておりますでしょうか。
○
成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。
◎
健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。 DVは、男性から女性への暴力と思われがちでありますけれども、性別に関係なく起こっているものと認識しております。内閣府の調査によりますと、全てのDVの被害経験の分類において、やはり女性が男性を上回っておりますけれども、本市においても男性からの相談実績もあり、窓口では性別に特化せず相談の受付、支援を行っております。 以上でございます。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 DV相談利用者の男女比とかというのはどれぐらいなりますか。
○
成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。
◎
健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。 本市の男性の相談割合ですが、令和2年度で25件中24件が女性、1件が男性。令和3年度は、31件中30件が女性で1件が男性となっております。 割合は以上でございます。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 先ほど部長ご答弁のように、男性に対する暴力の認識も十分あるということですけれども、この男性の暴力というのも、やっぱり深刻に受け止めるべきだと思います。先ほどのDV相談利用者の数でいうと、非常に男性が少ないようですけれども、別な調査では、例えば今離婚後、別居後の共同親権の問題が国でも議論されておりますけれども、判例的に、親権についてはやはり母親が有利になることが多いため、子供と離れて暮らす別居親は男性が多いです。別居親を対象にしたアンケートでは8割が男性で、元もしくは今の配偶者から、DV被害は男性でも約70%受けたというような回答がありました。かつその70%、配偶者からの、元妻からDV被害を受けたと言っている70%の方のうち、さらに70%が有効な相談先がなかったというふうに回答しています。DVは女性が被害者という社会通念が強くて、男性に開かれているという意識は低いと思います。なので、やはり有効な相談先と認知してもらう必要が十分あるのではないかなというふうに感じます。 神奈川県では、男性にもDV相談窓口があることを周知しております。もっとこの男性に対して窓口の活用を開いていくというようなお考えはございますでしょうか。
○
成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。
◎
健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。 先ほどの国の調査、これ内閣府の令和3年の3月に公表のものになりますけれども、男女間における暴力に関する調査によりますと、どこにも相談していない割合は女性が4割、男性が6割ということでありました。私ども、今後はやはり相談窓口をさらに市民の方に周知してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 あと、全体的に、この四街道市男女共同参画推進計画なのですけれども、計画の基礎データとなったアンケートを見ると、母数が約6対4と女性が多く、さらに60歳以上の回答者が50%近くを占めております。だから、男性のほうが優遇されているというふうに、この結果を見て、この報告書の推進計画の中では認識されておりますけれども、時代背景を考えれば、高齢になれば男性のほうが優遇されているというふうに感じる方が多いのは、これちょっとやむを得ないことです。特に現役世代の実態を必ずしも、ちょっと正確に反映していないなというふうに、私なんかはちょっと違和感を感じました。これは感想です。 5番目、情報セキュリティーについてなのですけれども、機密書類、個人情報を記載のデータや書類の漏えいから防ぐ管理方法を教えてください。
○
成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。
◎
経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。 四街道市情報セキュリティポリシーにおきまして、情報資産をその内容に応じて分類しております。その重要度に応じた取扱い制限を定め、情報を扱う職員の限定、あと電磁的記録媒体等の持込みを禁止するなど、情報漏えい等のセキュリティー対策を図っているところでございます。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 取引先に情報を提供する際の取決め、ルールはどのように定められているでしょうか。
○
成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。
◎
経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。 こちらも四街道市情報セキュリティポリシー、そちらにおきまして、外部サービスを利用する場合は、委託事業者の選定基準や、あと契約項目などを定め、各事業者に情報漏えい防止に努めるよう求めているところでございます。以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 情報セキュリティーの実効性、有効性をチェックする体制は整えられていますでしょうか。
○
成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。
◎
経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。 こちらも情報セキュリティポリシーに基づきまして、全部署にセキュリティーを保護するための責任者を配置しているところでございます。また、セキュリティー対策ソフトを導入いたしまして、ログの管理などを行い、日常的にセキュリティーを監視するための体制を確立しているところでございます。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 ありがとうございます。 尼崎市で個人情報の流出騒ぎがありましたが、USBで仕事をしているということ自体にまた驚いたのですけれども、USBの情報管理をしていることなどはないでしょうか。また、そのような外部団体に機密情報、個人情報を提供していることはありませんでしょうか。
○
成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。
◎
経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。 USBを利用してというところでございますけれども、そちらにつきましては、職員がそういったものを利用する場合には必ず届出が必要というところと、あと暗証番号とか、そのセキュリティー対策を講じた上で利用することとなっております。 あと、それを委託業者というところでございますけれども、そういったところの取決めにつきましては個人情報の取扱いの特記事項、契約に際しましてそういったものを定めて、その中で運用しているところでございます。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 ありがとうございます。 あと、ちょっとこれ、私この議員になってからちょっと疑問に感じたのですけれども、市庁舎の業務スペースには、普通会社とかだと業務スペースにはこのカードとか、暗証番号とかを認証しないと入室できない企業が今ほとんどなのですけれども、ただ市役所には窓口から業務スペースまで簡単に入室できてしまうのですけれども、これはこういう、何かすごく開放的な空間というのは、セキュリティーリスクをどのように考えていらっしゃいますでしょうか。
○
成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。
◎
経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。 こちら庁舎管理の関係だと思います。今の市庁舎につきましては、御存じのとおりそういった機能はございません。ただ、情報を扱うコンピューター室、そういったところにつきましては、必ずそこに入るためのカード、そういったものが必要になります。それとそこに入るための暗証番号とそういったものを定めて、誰もが入れるようなものにはなっておりませんので、そういった部分については、セキュリティー対策は現在講じているところでございます。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 ただ、パソコン、いわゆるデータだけではなくて紙媒体も、あれも大事な情報いろいろ書いている書類、たくさんありますよね。それがやはりチェックなしで簡単に入れてしまう。仮に昼間だったら、職員が目を光らせているでしょうけれども、夜、窓ガラスを割ってあの中に入って、それ盗むことも、これできるのではないかななんて、私はちょっと不安に感じたのですけれども、その点の心配はないでしょうか。
○
成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。
◎
経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。 その職員のそういった事務スペースですか、執務室、そういったところにも、今の段階では入ろうと思えば入れてしまうというのは現状でございます。ただ、ふだんから市職員に対しましては、自分の事務机、執務室の中の整理整頓、そういったものを常に心がけてやってくれと。あと、そういった情報を扱う書類については鍵のかかる書庫、そういったものに、その中に必ず鍵をかけてしまう、そういった管理をするようにしているところでございます。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 今のお話聞いていると、ちょっとまだ不安が拭えません。 民間企業では、情報セキュリティー体制が万全かどうか、外部団体の認証を取得するなどしてその信用性の証明に努めています。そういう意味で、今内部での管理体制をしているというふうにご答弁いただきましたけれども、必要に応じてセキュリティー、その点検の結果、細かいことまでは書けないでしょうけれども、全体的な評価、それを受けての改善件数だけでも公開する。もしくは必要に応じて外部団体の情報セキュリティーのチェックを受けてもらう、そうしたこともちょっとやらないと、本当にセキュリティーは外に出せませんというような、こういう宣言しているから大丈夫ですということでは、やはり市民は納得しないと思います。ちゃんとそれがしっかり守られているかどうかというのをしっかりと外に向けて説明できる形で示していくことが大事だと思うのですけれども、いかがお考えでしょうか。
○
成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。
◎
経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。 情報セキュリティーにつきましては、そのセキュリティーの基本となる部分については国の基準に沿った形で、そういった情報セキュリティーに対する備えをしているところでございまして、その内容については、こちらは公表はできませんけれども、そういった、どういった内容を改善したかとか、そういった部分についてもなかなか公表することはできませんので、ここの部分については、全職員がそのセキュリティー意識を持って取り組んでいるところでございますので、何かしら改善をこうやってしたというような公表というのは、今の段階ではなかなか公表できるところとなっているものではないというところをご認識いただければと思います。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 やっぱりそこはちょっと自己採点というものでやっていることということの、そのもろさみたいなのはやはり認識していただいて、ちゃんと信用性を外に向けて発信していく方法というのをちょっと研究していただきたいと思います。 続いて、6番、こどもルームなのですけれども、過剰受入れを防ぐために受入れ条件の設定などは検討されていますでしょうか。
○
成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。
◎
健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。 先ほど壇上でもご答弁申し上げましたとおり、利用児童数が恒常的に定員を上回ることが見込まれる場合は、新たな施設を整備することを基本としておりますので、現時点では、上限設定等は検討しておりません。 以上でございます。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 今年の夏、四街道小やまルームでちょっと過剰受入れではないかということが問題になったようですけれども、現場を見て、感想いかがでしたでしょうか。
○
成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。
◎
健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。 過日田中議員さんのご質問にもお答えしたところですが、9月1日現在で、定員に対して在籍児童数ということで定員を上回ってしまっているルーム、9ルームございます。ただ、確かに子供の数が、もともと定員が多いところで、7割と言っても大人数になるとは重々承知しておりますけれども、毎日子供たち、日々の出席状況等を見たところ、おおむね7割程度で推移しておりますので、運営には特に支障がないものと思っております。 以上でございます。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 今運営に支障がないというご回答でしたけれども、私の聞いた話だと非常に大変な思いをされたということで、現場の指導員の方からお話は伺っております。特に長期休業中は、長期休業のみの利用者が、児童が突発的に増えることもあり、予想外に多くの児童を受け入れなくてはいけないこともあると思います。全員受入れしたいという姿勢は大変評価したいのですけれども、予測不能な人員の変動は市の受入れ準備が間に合わなくなることに加えて現場の負担を強いるため、保育の質の低下につながるおそれがあり、限界はあります。今後のことも考えれば、すぐにとは言わなくても、受入れの設定条件もちょっと早めに検討する必要はあると思うのですが、いかがでしょうか。
○
成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。
◎
健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。 確かに他市によっては保育所入所のように点数化したりとか、定員を超えた場合、まず低学年を優先して、高学年のほうは空きがあった場合に入っていただくとか、そういうようなところで対応している市町村もあるようでございますけれども、本市の場合は、基本的には希望者受け入れるという形で考えておりますので、現段階では検討するつもりはございませんけれども、将来的には、そういう状況になった場合には、何かしらやはり調査研究しながら考えていかなければならないものではないかと思っております。 以上でございます。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 現場の声は、現場の人たちは非常に大変なハードルを越えて、こうした全員受入れしたいという姿勢を実行してもらっていますので、ただそれにも限界があるということをよくよく認識してください。 続いて、7番目、不適切な事務執行についてなのですけれども、不適切な事務執行が発生した場合には、小まめに公開、報告をしていく覚悟はございますでしょうか。
○
成田芳律議長 市長、
鈴木陽介さん。
◎市長(
鈴木陽介) お答えいたします。 不適切な事務執行が発生した場合に、しっかり公開、報告して覚悟があるかということでありますが、覚悟はございます。しっかりと報告をしていきたいと思います。ただ、まずはそれが起きないようにどうしていくかということが重要だと思っております。そして、起きたときにはしっかり公表しながら、庁内で共有しながら、二度と起こさないという体制をこれからしっかり築いていかなければいけないと思いますし、私が市長になったということで、そこはしっかり徹底していきたいと。四街道は過去にそれで大きく、前に政策を進める力が弱まっているところがございますので、やっていきたいと思います。 その中で、
総務部長が壇上で申し上げました内部統制の制度、これは県はやっておりますし、政令市とかもやっておりますが、我々四街道市レベルの基礎自治体でやっているところは、まだ全国でも希有でございます。そういったところで、毎年度これから内部統制評価報告書にまとめて、監査委員の審査に付した上で市議会に提出をさせていただき、市民等へ公表をさせていただきます。この中でしっかりと、一つの課で起きたことが全庁の課題であるということを認識して、しっかりそういった蓄積をすることで、四街道市でそういった不適切な事務執行が起きないようにしていくということを徹底してまいりたいと思っております。 なお、市として早急に議会、また市民の皆様へ報告をする必要があると判断したものについては、その都度議会へ報告をさせていただき、市民の皆様に公表してまいる覚悟でございます。 以上でございます。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 大変力強いお言葉、ぜひ期待したいです。ミスの早期発見、報告、被害の拡大を防ぐという観点から、仕事の在り方を見直すというプロセスは考えられないでしょうか。
○
成田芳律議長 市長、
鈴木陽介さん。
◎市長(
鈴木陽介) お答えいたします。 ミスの早期発見、また報告、被害の拡大を防ぐという意味で、先ほど申し上げました内部統制の取組、これをやはり職員一人一人がしっかりと着実に実行することは大切だと思います。その実現に、これからしっかり努めてまいりたいと思います。内部統制の取組について、各課等で想定されるリスクに対し、所掌する事務について対応策を講じておりますけれども、リスクの発現を限りなくゼロに近づけるために必要な、そういった在り方を見直すということについては進めてまいりたいと思っております。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 ミスが発生した際の責任の取り方というのは、どのようにお考えでしょうか。
○
成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。
◎
総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。 ミスが発生した際の責任につきましては、個々の事案に対しまして、ミスが生じた原因や経緯、市民への影響等を勘案しまして、任命権者が判断しているところでございます。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 ありがとうございます。 今回教育委員会の補助金のもらい漏れについて、これは大変遺憾ではあったのですけれども、100万円単位の損失でも報告があったことというのは、これは評価したいと思います。議会での追及を恐れて、報告に消極的になってしまうことが多いと思いますけれども、ミスは必ず起こります。様々なスタンスの議員がいらっしゃるとは思いますけれども、私はミスそのものを責めるのではなくて、そのミスをどう向き合ったか、これを大切に評価したいと思いますので、報告はぜひ積極的に、どんどんしていただきたいと。少しでもおかしいな、小さなミスでもやはり報告していただき、金銭的な被害が発生した場合には報告をしてください。 さらに、先ほどお話を、市長から力強い決意のほどをお話しいただきましたけれども、内部統制を整備しても、ミスを隠蔽したり見逃したりすること、これがあってはやはり意味がありません。これは、佐渡前市長もそういうことがないようにするということでご答弁いただきましたけれども、やはりミスの隠蔽、見逃しにはミスそのものよりも厳しい態度で臨むなど、適切な緊張感を市長のリーダーシップでつくり上げていっていただきたいと思うのですが、この点に関しても決意のほどをお聞かせください。
○
成田芳律議長 市長、
鈴木陽介さん。
◎市長(
鈴木陽介) お答えいたします。 保坂議員がおっしゃるように、やはりミスというのはどうしても起きてしまうものかと思います。そのときに、しっかり市長とまた職員一同が風通しのいい、そういった関係性をしっかりと構築をしまして、嫌なことほどしっかりすぐに報告するという体制をつくりながら、これから少しでも市民のためになる市役所ということを目指してまいりたいと思っております。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 私が厳しくというようなことを今言った後に、風通しのいいというようなことを言っていただいて、やはり市長は非常に大きな器で職員を包み込むのだなということで、私もちょっとあまりにも厳し過ぎたかなと思って、ちょっと反省しました、逆に。力強いお言葉です。ぜひその意思でやってください。 あと、ミスは二度と起こさないということを、必ず不祥事の報告をするたびに繰り返されてきますけれども、先ほど市長おっしゃられたとおり、ミスはゼロにすることはできません。それは非現実的です。非現実的なことをやはり約束としてしまうというのは、ちょっとどうかなと思います。気構えとしては非常にすばらしいと思いますが、あくまで気構えは気構え、約束は約束です。気構えを約束してしまうと、逆に信用を失ってしまうのではないかと、ちょっと心配しています。あくまで気構えとして受け取っておきまして、約束してほしいのはミスを減らす、大きなミスにつなげないように努力する、さらに隠さずに報告する。この3つ、私は約束していただきたいと思いますが、今の私の意見に対して何かご意見ございますでしょうか。
○
成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。
◎
総務部長(岩井勝明) お答えいたします。 まずは、同じミスを起こさないように再発防止策、これを設定しまして実行すること、そしてそれを庁内で共有すること、そういうことで、所属においても同様のミスを発生させないように努めるということだと思います。また、職員が働きやすい環境を整えることも同時に重要であると考えております。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 これは、私の意見として聞いてください。やはり人間ですので、ミスはゼロにすることはできません。二度と起こさないというのは、ちょっと真実味のない話かなと私は思ってしまいます。これは四街道市が悪いということではありません、もう全てにおいてそうです。 8つ目、議会への報告事項についてですけれども、重要事項の報告漏れがないような管理体制は確立されていますでしょうか。
○
成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。
◎
総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。 議会への任意の報告事項につきましては、市議会定例会ごとに総務課から発出しております通知の中で、報告事項に係る留意事項というものを記載しておりまして、報告の必要性、報告の形態等につきまして、各所管部において市長、副市長との協議を経て決定するように周知をしているところでございます。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 それでは、下野商事との土地交換契約は、最近では下水道の料金値上げの報告漏れなど、重要事項の報告はされないことがあるのはなぜなのでしょうか。
○
成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。
◎
総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。 各所管部におきまして報告の必要性等を判断しておりますが、事案も様々でございまして、議員が仰せの内容について、その当時そのような判断がされたというふうには認識をしております。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 議会への報告というのは、これもやはり非常に物議を醸し出してしまうので、非常に執行部としてはためらわれることかもしれませんけれども、報告したということは、議会も執行部とともに、市民に対してその問題を考えていく責任を負うという意味合いだと私は受け取っております。大きな問題ほど、やはり早めに議会に報告していることが、執行部に対しても必要なことだと考えます。 ごみ処理処分場に新たにできた吉岡のため池に関する報告もちょっと遅いというご指摘があったと思いますけれども、議会に不確かなことを報告できないのは分かります。しかし、理由がまだ判明する前でも、問題があったことというのは報告できますよね。問題があります、これから調査しますという報告、第一報はすることはできるはずです。だけれども、理由が分からなかったので報告できないというようなご回答、ご判断をされたというふうに全員協議会ではお話しされたと私は記憶しているのですけれども、そうではなくてもっと小出しに、今こういう状況なので調べていますとか、そういうことをもうちょっと小出しに出していくというようなことをやれないものなのでしょうか。
○
成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。
◎
総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。 議会への報告事項につきましては、先ほども申し上げましたけれども、内容により状況は様々でございますので、その都度市長、副市長まで協議を重ねた上で判断されるべきものと考えております。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 分かりました。 先ほどミスに関しては徹底して報告していくという市長の力強いご判断、決意のほどがお聞きいただきましたけれども、これはミスだけではなくて、重要事項の報告についても同じと受け取ってよろしいでしょうか。
○
成田芳律議長 市長、
鈴木陽介さん。
◎市長(
鈴木陽介) お答えいたします。 議会制民主主義の中で、市議会の皆様の後ろに市民がいらっしゃるということでございますので、しっかり市議会に、市民に説明をするために、市議会の皆様にまず報告をしていくということは重要だと思っておりますし、小出しにということもありましたけれども、しっかりと全て方向性が定まってから、今までは報告をさせていただいていたのだと思うのですけれども、必要な段階で報告ができますように、しっかり考えていきたいと思いますし、実行していきたいと思っております。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 この点に関しても強いリーダーシップを、やはり最終的には市長の判断ということですので、リーダーシップを期待したいというふうに思っております。 最後、下水道運営についてなのですけれども、改善策として取り組んでいる不明水による損失額というのはどれぐらいでしょうか。
○
成田芳律議長 上下水道部長、森田学さん。
◎
上下水道部長(森田学) お答えいたします。 不明水による損失額でございますが、不明水の算定については処理水量から有収水量を差し引いた水量を不明水量としており、その水量に処理単価を乗じて算出いたしますと、過去3年の決算では、令和3年度が約9,800万円、令和2年度が約1億2,700万円、令和元年度が約7,800万円でございます。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 今後の不明水対策をお聞かせください。
○
成田芳律議長 上下水道部長、森田学さん。
◎
上下水道部長(森田学) お答えいたします。 現在不明水対策として、不明水量が多いと予測される地域の排水設備について、送煙による誤接続調査を実施するとともに、誤接続が発見された場合は、排水設備所有者に改善のお願いをしております。また、老朽化した下水道管の入替え工事等を実施し、下水道管への地下水の侵入を防止しております。今後につきましてもこれらの事業を継続して実施し、不明水量の削減に努めてまいります。 以上でございます。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 ありがとうございます。 四街道市上下水道ビジョンの中で、経営基盤の強化として挙げられている効果的な外部委託、広域化の検討状況はいかがでしょうか。
○
成田芳律議長 上下水道部長、森田学さん。
◎
上下水道部長(森田学) お答えいたします。 初めに、効果的な外部委託でございますが、料金徴収業務についてはノウハウのある民間企業に、工事設計業務についても、重要な
下水道施設の設計については専門的な知識と経験が必要であることから、千葉県下水道公社に業務を委託しているところでございます。 次に、広域化の検討状況でございますが、広域処理の仕組みにより千葉県の管理する流域下水道に接続し、汚水処理をしているため、広域化が図られている状況でございます。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 その他、合理化努力の進捗状況を教えてください。
○
成田芳律議長 上下水道部長、森田学さん。
◎
上下水道部長(森田学) お答えいたします。 令和3年4月より、上下水道料金の支払いに利用できるスマホ決済サービスとして、ペイペイ及びラインペイを導入しました。さらに、令和4年4月よりauペイ及びd払いについても導入したところです。また、オンラインで上下水道の使用開始及び中止の申込みの受付を開始するなど、利便性の向上による合理化を進めております。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 今回下水道料金の値上げについての議会への事前の報告がなかったことへの理由と反省をお聞かせください。
○
成田芳律議長 上下水道部長、森田学さん。
◎
上下水道部長(森田学) お答えいたします。 下水道使用料の改定については、経営状況を踏まえ審議会に諮問いたしましたが、議会への報告については答申を受け、市の方針として内容が決定した状況で実施することとしておりました。今後は段階に応じて、議会に対し丁寧に説明をしてまいります。 以上でございます。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 せっかくの上下水道部の改善努力も見えるようにしないと、市民の理解は得られません。そのためにも議会の報告の重要性を改めて認識してほしいということなのです。認識してほしいと思います。 また、今回値上げに踏み切ったわけですけれども、これは長期的な反省としてです、法定年数に達するまでに、入替えに必要なだけの剰余金を計画的に蓄積するのが本来のあるべき特別会計、下水道やっていますので、あるべき姿だなというふうに感じるのですけれども、それをできなかったのはなぜだとお考えでしょうか。
○
成田芳律議長 上下水道部長、森田学さん。
◎
上下水道部長(森田学) お答えいたします。 下水道については、平成29年度に公営企業になりました。それからの内部留保、預金残高の積立てになりますので、一般会計のときにはそういう積立てはありませんので、今こういう現状になっております。 以上です。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 それでは、今後は入替えに向けて剰余金をためていくという方針でよろしいでしょうか。
○
成田芳律議長 上下水道部長、森田学さん。
◎
上下水道部長(森田学) お答えいたします。 今後入替えにつきまして、剰余金をためるといいますか交付金を活用して、なおかつ起債の活用も含めて検討して、更新を進めてまいりたいと考えております。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 やはり必要な内部留保の数、量をちゃんと把握して、それに見合うだけの分をやるだけの経営努力などがやっぱり必要になってくると思うのですけれども、その点は認識としてお持ちですよね。
○
成田芳律議長 上下水道部長、森田学さん。
◎
上下水道部長(森田学) お答えいたします。 内部留保の話なのですが、使用料の改定のときにも考えたのですけれども、運転資金として、一応6億円を確保するように考えております。 以上でございます。
○
成田芳律議長 保坂康平さん。
◆保坂康平議員 交換に必要な費用もちゃんとため込むというの、これ民間企業だったら普通にやっていますことですので、そういう意識でやっていただきたいと思います。 あと、空き家の流通が進むことで下水管の有効活用になると思いますが、この点いかがお考えでしょうか。空き家が流通して、要するに新築の家が建つようになれば、下水管も有効に使えるというふうに考えるのですけれども、この点いかがお考えでしょうか。 すみません。時間なので取り消します。
○
成田芳律議長 以上で保坂康平さんの質問を終結します。 ◇
△休会について
○
成田芳律議長 日程第2、休会の件を議題とします。 お諮りします。9月16日、20日から22日まで、26日及び27日は議案調査のため休会とします。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
成田芳律議長 ご異議なしと認め、そのように決定します。 なお、9月17日から19日まで及び23日から25日までは、会議規則第10条第1項の規定により休会とします。 ◇
△散会の宣告
○
成田芳律議長 以上で本日の日程は終了します。 9月28日は定刻より会議を開きます。 本日はこれにて散会します。 散会 午後 3時31分...